「”親の七光り”の極み」神田沙也加がNHK『紅白歌合戦』出場の不可

先月30日に発表されたNHK紅白歌合戦』の出場者発表で最大のサプライズだったのが、初出場組として会見に登場した松田聖子の愛娘・神田沙也加だ。

「聖子は大みそかに毎年恒例のカウントダウンコンサートを行うので、『紅白』出場はないといわれていた。だが、NHKは来年の大河ドラマ平清盛』で聖子を1人2役のVIP待遇で迎えることもあり、是が非でも聖子には『紅白』に出てほしかった。そこで聖子がNHK側に突き付けた条件が、娘・沙也加の出場だったんです」(スポーツ紙デスク)

 各スポーツ紙の報道によると、NHKがまず出演をオファーしたのは聖子。10年ぶりの出場となるにあたって、聖子は「何か意味のある出演の仕方であれば」という申し出をし、「今年は日本人が親子、家族の絆を意識した1年だった。そんな空気に応えるような出演の仕方はできないだろうか」という意向を伝えた。それを受け、NHKが「では、沙也加さんとの共演では?」と具体的に提案したと伝えられているが、「実質的には聖子側のゴリ押しですよ」(同デスク)という。

「沙也加は芸名・SAYAKAとして2002年5月にシングル『ever since』(ソニー・ミュージックエンタテインメント)で歌手デビュー。いきなりドラマの主題歌に起用されるなど注目を浴びたが、歌手としては鳴かず飛ばず。ドラマ・映画と女優業に挑戦したものの、こちらもパっとせず、現在ではミュージカルなどの舞台が主な活動の場となっている。場慣れしてきたのか、関係者の評価は徐々に高まっているが......」(女性誌記者)

 一時期は沙也加の交際相手をめぐって、聖子と冷戦を繰り広げたこともあったが、現在は母子ともに同じ事務所に所属。それでも、歌手としての実績は乏しく、今回の『紅白』出場は「親の七光りの極みですよ」(同記者)とのことのようだ。

 最近では、バラエティー番組に進出するなど新境地を模索している沙也加。いつの日か、独り立ちできる日が来るのだろうか。

NHK『紅白』にK-POP3組 暴排条例への配慮も韓国マフィアとK-POPの関係はスルーでいいの?

11月30日、『第62回NHK紅白歌合戦』の出場者が決定した。今回の出場者選考に当たっては10月1日に全国施行された東京都暴力団排除条例との絡みで、暴力団との関係がウワサされてきた一部演歌歌手らに注目が集まったが、フタを開けてみれば順当に選出。今回は東方神起、少女時代、KARAといったK-POP勢が3組選ばれたが、見逃せないのは韓国芸能界と暴力団との深い関係だ。

「韓国の芸能界では日本以上に反社会的組織がまん延しています。何しろ、韓国の暴力団の資金援助を受けている芸能プロダクションもあるぐらいですからね。所属の芸能人を番組に出演させろと、暴力団関係者がテレビ局に脅しをかけるなんてことも日常茶飯事。そうした芸能プロでは暴力団の支配力が強まり、所属芸能人に"奴隷契約"や"性接待"を強いたりするわけです。韓国の芸能人に自殺が多いのは、こうした現実が背景になっています」(韓国のエンタメ事情に詳しい芸能ライター)

 日本でも話題を集めた東方神起やKARAの分裂騒動でも、裏社会の人物の関与が取り沙汰されたほど。東方神起から分裂したJYJが韓国で所属するプロダクションの代表が暴力団関係者であるとして、エイベックスから契約を解除されたことは記憶に新しい。

「韓国にはヤンウニ派、OOB派、汎西方(ボム・ソバン)派という暴力団の3大ファミリーがあるのですが、JYJをマネジメントしているC-JeSエンターテインメントのペク・チャンジュ代表はヤンウニ派の関係者だとささやかれています。ペク氏は日本でも人気の高い俳優のクォン・サンウの元マネジャーで、自分と専属契約を結ばないとスキャンダルを暴露するとクォンを脅迫した件で逮捕された過去もあります」(前出・芸能ライター)

 K-POPブームは当分衰えそうにない。ならば、暴力団と関係の深い韓国芸能人らが日本で活動することも大いにあり得る。海の向こうの韓国の話だから"紳助ルール"は無関係というのであれば、あまりにもご都合主義だと言わざるを得ないだろう。K-POPブームに浮かれて、韓流をゴリ押しする日本のテレビ局も足をすくわれかねないかも!?

「しゃがめば身長差もOK」AKB48・板野友美"公開処刑"逃れに事務所が四苦八苦中

女子中高生にカリスマ的人気を誇るAKB48板野友美。彼女に災いが降りかかったのは6月28日、イメージキャラクターを務める女性ブランド「サマンサタバサ」のCM発表会見だった。

 板野のほか、蛯原友里、道端ジェシカ、ローラ、山本美月土屋巴瑞季テイラー・モムセンら人気モデルが一堂に会したが、イベント後のマスコミ向けの写真撮影で"大惨事"が起きてしまった。モデル全員が横並びになり、ポージングするシーンで、長身モデルと板野の"高低差"がこれでもかと強調されてしまったのだ。

 身長154cmの板野に対し、蛯原は168cm。板野の左隣にいた土屋に至っては172cmの長身。明らかに板野だけが"場違い"だった。そして、この時の写真はネット上でもたちまり話題となり、ネット上の掲示板などでは「公開処刑」と呼ばれ、本人もショックを受けてしまった(※記事参照)。

 あれから5カ月――。"対策"は講じることができたのか? ファッション業界関係者は「8月下旬にオンエアされたCMは当然、編集で板野さんが他のモデルさんと並んでも違和感がないように"加工"しました。最近発表されたポスターでは板野さんだけしゃがんでもらいましたね(笑)」と明かす。

 しゃがんでしまえば、確かに身長差をカバーすることは可能だ。

「あのイベント以来、事務所の方が急にピリピリしだして、どんな写真でも入念にチェックするようになったそうです。もとを正せば、事務所サイドにも非はありますしね。入念な写真チェックは板野さん本人への贖罪も兼ねているのでしょう」(業界誌の編集者)

 ようやく板野にも安心できる日がやって来たようだ。

「露骨な複数買い狙い」「女遊びが雑」"ポストSMAP"関ジャニ∞が抱える2つの不安

今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めた関ジャニ∞。9月には全国ネットのゴールデンタイムで初の冠番組関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)が開始された。さらに11月23日からは5大ドームツアーをスタート。この規模のツアーを行うのは、ジャニーズグループとしてはSMAPKinKi Kids、嵐に次いで4組目であり、今やポストSMAPの最有力候補は嵐ではなく関ジャニ∞だとささやかれるほど、人気が過熱しているのだ。

 勢いに乗る彼らだが、2つの不安要素を抱えているという。第一にメンバーの下半身の奔放さで、実際に関ジャニ∞のメンバーは女性スキャンダルが多い。11月11日発売の「フライデー」(講談社)に錦戸亮が裸で女性と写った写真が掲載されたが、彼の女癖の悪さは有名な話。夜な夜なクラブで女漁りを繰り返す様子が多く目撃されている。

 夜遊び番長・錦戸の陰に隠れて目立たないが、他のメンバーも負けてはいない。これまでも戸田恵梨香神戸蘭子と浮き名を流してきた村上信五は、今年の春に複数の女性を連れた沖縄旅行が報じられた。村上は夜にはキャバクラに繰り出し酔っぱらい、下半身を露出させていたという。そして中でもタチが悪いのが渋谷すばる。怪しいパーティーに出席した上、参加女性が急性アルコール中毒になっても救急車を呼ばせなかったとする「週刊女性」(主婦と生活社)の記事が話題となったが、彼はJr.時代から派手に遊びすぎて事務所に目をつけられていた。

「関西で吉本芸人の派手な女遊びを見て育ってきた環境のせいか、関ジャニ∞メンバーの遊び方は雑そのもの。女性へのアフターケアなどまるでできていません。以前から、関西のジャニーズJr.は関東に比べて管理体制が甘いと指摘されてきましたが、今はそのツケが回ってきた状態です。ジャニーズ事務所のメディアコントロール力も弱まっている今、特に錦戸のスキャンダルはまだまだ流出する危険がありますね」(他の芸能事務所関係者)

 さらに、2つ目の不安要素として、露骨にファンの大量買いを狙ったCD販売が挙げられる。今月16日にリリースされたアルバム『FIGHT』(インペリアルレコード)は初週25.4万枚を売り上げ大ヒットとなったが、このアルバムは通常版だけでなく初回盤2種類の計3種類が発売。それぞれに違う楽曲が入っているため、ファンは泣く泣く全種類購入しているという。関ジャニ∞の複数枚商法はデビュー時よりジャニーズ内でも目立っており、中でも2006年に発売されたシングル「関風ファイティング」(テイチクレコード)は、通常版と特典違いの限定版7種類の計8種類が発売され、ネット等で大きな非難を浴びた。そんなCD販売戦略から、「彼らの人気はねつ造されたものだ」という風説もつきまとう。

 コンサートではメンバー同士で立ちバックのまねごとや、下ネタも連発するといったアイドルらしからぬ言動で人気を博してきた関ジャニ∞。彼らがSMAPのような国民的アイドルになれる日は来るのだろうか。

家元・立川談志逝去 "師匠"の死に"弟子"ビートたけしは何思う......

"落語界の風雲児"と呼ばれた立川流の家元の立川談志師匠が、21日に喉頭がんで亡くなっていたことが明らかになった。

 少し前にビートたけしが「談志師匠のお見舞いに爆笑問題の太田(光)と行かなきゃな」と言っていたことを覚えている。実際にお見舞いに行ったかどうかは確認していないが、たけしは20日ごろから、『たけしアート★ビート』(NHK-BS)の海外ロケでヨーロッパに行っていたはず。そのため、どのメディアも、訃報直後にたけしコメントを発表していないが、彼自身は尊敬する師匠の死に目に会えず、さぞ悔やんでいることだろうと思う。

 談志師匠は、ブラックユーモアと毒舌で独自の世界を築き上げて、落語界から異端児扱いされたこともあったが、落語の腕前を取っても師匠の右に出るもはいないと確信しているのは筆者だけではないはず。お笑い芸人としてのたけしの原点も「ブラックユーモアと毒舌」であり、それゆえ、彼は談志師匠に弟子入りまでしたのだ。談志師匠もたけしの才能を認めて、「立川錦之助」という高座名を与えている。

 2010年8月に発売された「新潮45」(新潮社)では、談志師匠とたけしに爆笑の太田も加わって、歴史に残るブラックユーモア対談が実現した。この対談記事の見出し通り、「最後の大"毒"演会」になってしまったのが残念でならない。

 今年の夏には、こんなことがあった。たけしが客員編集長を務める東京スポーツのインタビューで、彼に「『笑点』(日本テレビ)の司会者がタモリに代わるといううわさがあるけど、どう思う?」と振ると、開口一番「あのおやじ(司会の桂歌丸)何も面白くないもん。大喜利のネタは全部、何人もいる作家が考え出したものだし」と暴露して、「三遊亭圓楽を始め、みんなクビにした方がいいよ。もともと『笑点』に司会は立川談志さんがやっていて、若手の面白い落語家が出ていて、大喜利もハイレベルだった。ハイレベルすぎて視聴者がついていけず、視聴率が取れなかった。それを思うと、談志さんはいかにすごい落語家だったか」と絶賛していた。

 たけしが訃報直後にお悔やみのコメントを求められたとしても、こうした談志師匠譲りの毒のあり、真実をついた言葉を発していたのではないか。

 少し前に"落語ブーム"と呼ばれる時期があったが、そこから談志師匠のような真のスターは生まれていないし、たけし自身が実力を認めている噺家は一握りしかいない。そんな中で、最近は高座に上がることがないたけしが以前「落語をやってみたい」と語っていた。談志師匠の死を機に、師匠の意志を継いでチャレンジするのもいいかもしれない。"落語界の風雲児"の死に改めて合掌!

「年間数千万で愛人契約!」大王製紙元会長・井川意高容疑者の逮捕に脅えるグラドルたち

大王製紙」の井川意高前会長が子会社から106億円もの大金を無担保で借り入れていた問題で、東京地検特捜部は22日、子会社7社に損害を与えたとして、特別背任容疑で前会長を逮捕した。取り調べに対し、井川容疑者は大半をマカオシンガポールのカジノで使ったと供述していると伝えられたが、カジノ以外での使い道については、なかなか口を割らないという。

 その理由について、容疑者を知る人物は「六本木や西麻布の夜の店で彼の名前を知らない者はいない。いつも若い女性たちを連れて、朝まで豪遊していた。ひと晩で数百万円を散財することなんてザラ。今さら『女遊びに使った』なんて言えないでしょう」と話す。

 そんな"井川マネー"に群がる芸能人も多かった。

「人気グラドルのXとYですよ。ふたりはスポンサーとアイドルをつなげる橋渡し役の男性を介して、井川と知り合った。彼への猛アプローチが始まったのはそれからです。一説にはXは年間数千万円、Yはひと月200万円で"愛人契約"を結んでいたとか。Yに至っては、井川以外の金持ち連中にも『ひと月の最低保証は200万円です』というメールを一斉送信していました。商魂たくましいとは彼女のことですよ」(事情通)

 そんなXとYをしのぐのが、40代の有名女優のZだ。Zは井川容疑者が借り入れに手を染め始めたころからの付き合いで、一緒に海外カジノ旅行に出掛けるほどの仲。事情を知る芸能関係者は「とにかく井川氏がゾッコンで、彼女に上限なしのクレジットカードを渡していたとか。結果、浪費家で知られるZはトータルで10億円近く使ったそうですよ」と話す。

 この10億円が井川容疑者のポケットマネーなら問題ない。だが、そこに関連会社からの借入金を充てていたのならアウトだ。「捜査当局は海外カジノ以外の使い道についても調べているそうです。X、Y、Zも事情聴取される可能性はありますよ」とは一般紙の経済記者。"井川爆弾"は芸能界にも波及しそうだ。

「YOUたち、なんで2位なんだ!?」AKB商法を丸パクリのジャニーズSexy Zoneが大ピンチ

ジャニーズ事務所期待の新グループSexy Zoneが11月16日、デビューシングル「Sexy Zone」(ポニーキャニオン)を発売した。同日はAKB48の派生ユニットNot yetの3rdシングル「ペラペラペラオ」(日本コロムビア)の発売日でもあり、音楽業界ではどちらのグループに軍配が上がるかに大きな注目が集まった。

 その結果は、発売初日のCDシングルデイリーランキングオリコン調べ)でSexy Zoneの推定売上枚数は5万7,888枚、Not yetが7万669枚と発表され、ジャニーズの新グループが、AKB48派生ユニットに敗北を喫する形となった。

 Sexy Zoneはジャニーズの出世コースである「バレーボールワールドカップ2011」のスペシャルサポーターを務め、デビュー曲は同大会のテーマソングである。事務所の威信を賭けて華々しくデビューしたにもかかわらず、厳しい滑り出しとなった。この結果はジャニーズの新人アーティストとしては異例の事態だと関係者は語る。

「例外はありますが、ジャニーズのデビュー曲といえば1位を取って当たり前。さらに、Sexy Zoneは現在のジャニーズJr.内でもトップクラスの人気メンバーが集められ結成されました。デビュー曲が初登場1位は確実......のはずでしたが、ジャニーズサイドはAKB48の勢いを完全に読み違えていたんでしょう。AKB48本体ではなく派生ユニットですが、それでも握手券の力はすさまじいものがあります」(音楽業界関係者)

 この結果を受け、Sexy Zoneは18日に公式サイトで緊急握手会の開催を発表。15日のデビュー記念サプライズ握手会に引き続き、19日にも追加で握手会を行うことが決定した。ここで売上枚数を大量に稼ぎ、週間ランキングで1位にさせるという目論見だ。

「ジャニーズのアーティストさえも、握手会という"AKB商法"に走ったという事実は、CD不況と同時にジャニーズブランドの没落を感じさせます。AKB48と同じ土俵に上がって戦うことで、"握手会のせいで負けた"という言い訳もできなくなりました」(同関係者)

 デビューから大苦戦を強いられたSexy Zone。飛ぶ鳥を落とす勢いのAKB48勢が相手とはいえ、デビュー曲が2位ではジャニー喜多川社長が許すはずがない。かつてSMAPのデビュー曲も2位という残念な結果に終わったが、その時にジャニー御大が言い放ったという「YOUたち、なんで2位なんだ」が2011年の今、再現されてしまうかもしれない。