「前田のソロがやばすぎた」AKB48が重大岐路に!「口パク→生歌」に路線変更の衝撃度

 ある意味、国民的アイドルグループが重大な岐路に立たされたといっていい。今月20日で行われたライブイベント「AKB48 紅白対抗歌合戦」が大反響を呼んでいる。このイベントは、AKB48SKE48NMB48HKT48のメンバー総勢155人が参加し、紅白に分かれてカラオケを熱唱するというもの。そんな中、紅組の大トリを飾った前田敦子が素人同然の"生歌"を披露したのだ。

 前田が歌ったのはSKE48松井玲奈のソロ曲「枯葉のステーション」。イントロが流れ、傘を差して登場した前田が「枯葉が風にひらひら〜」と歌い出すが、しばらくして声が小さくなり、発音が不明瞭に......。ゴンドラに乗って歌う際も、音程を大きく外しており「正直、素人がカラオケを歌っているような感じだった」(観客の1人)という。

 このライブの模様はYouTubeで生放送され、ネット上では瞬く間に「これはひどいwww」「へぼすぎる」などといったコメントが殺到した。

 AKB48を筆頭としたアイドルグループはかねてから"口パク"が指摘され、批判されてきたが......。

「所属レコード会社にそのことを突っ込むと『口パクではない。かぶせだ』と言いますが、"かぶせ"とは、要は音程を取りやすいよう原曲を小さく流していること。安室奈美恵のようにガチで歌うってレベルではないですよ」(音楽関係者)

 安室は別格として、アイドルグループはダンスによるハードな運動量で、まともに歌えないのは当たり前。

「それでも、ネット上や評論家からは口パクと非難される。今年のレコード大賞では大賞が確実視されていますが、その選考過程でも口パク問題が議論されたそうです。そうした葛藤がAKB48内にもあって、今年の後半くらいから徐々に"脱・口パク"に取り組み始めたんです」(内部事情を知る関係者)

 その心意気は買えるが、問題なのは各メンバーの歌唱力だ。某アイドルライターは「前田も高橋みなみも正直下手。板野友美も1度、ある歌番組で生歌に近い感じでソロ曲を歌ったことがあったが、ひどかった(笑)。まずはちゃんとしたレッスンを受けるところから、始めないとダメ」と指摘する。

 とはいえ、ある種の"素人感"がAKB48人気の秘訣でもあるだけに、それはそれでOKな気もするが......。

4年ぶりの快挙なるか!? 最終回平均30%超えが見えてきた『家政婦のミタ』の快進撃

女優・松嶋菜々子主演のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)が快進撃を続けている。14日に放送された第10話では、直前のサッカー『TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011』の影響で35分遅れのスタートだったにもかかわらず、平均視聴率28.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。これで、第5話から6話連続の20%オーバーとなり、最終回での「30%超え」に期待がかかってきた。

「『ミタ』の特徴は、なんといっても回を重ねるごとに視聴率が急上昇していることです。テレビドラマの世界では、初回の視聴率が一番高いというのが常識なんです。ドラマファンは、とりあえず1話目を見てから、そのドラマを見続けるかどうか決める。『ミタ』のように後伸びする作品には、ドラマファンだけでなく、普段ドラマを見ない一般層まで広く訴求する力があるということ。派手な広告やスターシステムに頼らなくても、作品が面白ければ視聴者はついてくるということですよ」(ドラマライター)

 確かに、今クールでも『南極大陸』(TBS系)、『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)、『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)など、1話目が最も視聴率の高い作品ばかり。『ミタ』は初回こそ19.5%で『南極大陸』の後塵を拝したが、その後逆転。現在では10ポイント前後の差をつけて独走状態に入っている。

「もし最終回で30%を超えれば、2007年の『華麗なる一族』(TBS系、30.4%)以来、連続ドラマの単話では4年ぶりの快挙となります。ここ10年でも『GOOD LUCK!!』(TBS系)や『白い巨塔 第二部』(フジテレビ系)など、30%という記録は数えるほどしか出ていない。社会現象となった『JIN-仁-』(TBS系)でさえ、2クールでの最高は26.1%。『ミタ』がいかに突出した作品かが分かりますよ」

 21日に放送される最終回、そのストーリーだけではなく、数字にも注目が集まりそうだ。

『サザエさん』猛烈な"花沢さん推し"に見るアニメ界のサブキャラ活用術

最近気になるのは、アニメ『サザエさん』における花沢花子さんの出番が、やたらと多いこと。

 かつてはクラスメートのカオリちゃんと早川さんが、「タイプ違いのヒロイン」「クラスの人気を二分している存在」として、「甲乙つけがたい」「本命・カオリちゃん、対抗・早川さん」みたいなカツオの心情がよく描かれていたように思う。「顔がいいのはカオリちゃんで、性格が良いのは早川さん」的な設定も確かあったような気がする。

 にもかかわらず、今では露出は完全に花沢さんばかりが多く、カオリちゃんは影が薄くなり、まして早川さんはほとんど空気で「誰?」と思う人すらいるだろう。

 やや太め&だんご鼻&ダミ声で押しが強い花沢さんは、もともとオチ担当ではあった。

 だが、花沢さんはアニメオリジナルキャラのはず! なぜ花沢さんばかりがプッシュされているのだろうか。漫画編集者に聞いた。

「花沢さんは愛嬌があり、面倒見が良くお節介で、ヒロインであるサザエさんに通じるものがあるので、もともと人気が高いですよね。また、カツオに対して優しい・一途なところも好感度につながっていると思いますし、あちこちにお節介で首をつっこむキャラクター性も、話をころがす上で、便利だということもあると思います」

 ただし、花沢さんは特に珍しいケースではないのではないか、と同編集者は言う。

「『サザエさん』でいえば、同じくアニメオリジナルキャラの穴子さんなどは、特徴的な顔やヘンな名前に加え、アニメの声のインパクトもあってか、近年、一人歩きしてますよね」

 また、漫画に詳しいある編集者は言う。

サザエさんだけでなく、長期アニメでは時期によって推してるキャラが変わるということがよくありますね。たとえば、『ちびまる子ちゃん』。一時は劇場版『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』で登場した大野君・杉山君コンビを多用していましたし(アニメ版では1995年から登場)、また、原作でも独立させるくらい作者が気に入っているらしい"永沢君話"が、非常に多かった時期もあります」

 そういえば、『ドラえもん』においても、にわか層に「きれいなジャイアン」が大ブレークしたことなどを機に、ジャイアンがやたらとプッシュされている。12月2日放送回においては、とうとう「もっときれいなジャイアン」が登場。

 この"きれジャイ"は、人を絶世の美男美女に映し出すことで、調子よくおだてておかしな姿を勧めてくる「うそつきかがみ」(原作にもアリ)が出てきて、一部視聴者の間では「神回」とも呼ばれていた。

 世間の人気にあわせてメンバーのポジションを変え、露出を増やしていくという意味では、テレビアニメもアイドルグループと同じ? 花沢さんも、庶民的な雰囲気と愛嬌・頼もしさが今の時代にピッタリなのかもしれない。

「元カレ、SMAP中居への当てつけ!?」紅白前に電撃結婚を発表した倖田來未

師走の芸能界にビッグニュースが飛び込んできた。浜崎あゆみと並ぶ大手レコード会社・エイベックスの2トップである歌手の倖田來未が、13日深夜に4人組ロックバンド「BACK-ON」のギター&ボーカル・KENJI03(ケンジスリー)と電撃結婚を発表したのだ。

「締め切りも終わってひと息ついた午前0時過ぎに、エイベックスから各社に発表があった。あまりにも急だったため、デキちゃった結婚かと思われたがそれもないようだ。ほかに考えられるのは、交際を13日以降に発売する週刊誌・女性誌・写真誌のいずれかにすっぱ抜かれたために発表したとしか考えられない」(スポーツ紙デスク)

 各スポーツ紙によると、倖田が8月に発売したシングル「4 TIMES」の制作にKENJI03が参加したのがきっかけで交際に発展。交際わずか4カ月での結婚となり、年内に婚姻届を提出するというのだが、「先月発売の『女性セブン』(小学館)によると、倖田の誕生日である11月13日の3日前、都心にある鉄板焼き店のカップルシートで倖田が中村獅童似の渋い男性とデートしていたことが報じられた。また、夏ごろから家賃が月100万円以上の新居でその男性と一緒にいる倖田の姿が頻繁に目撃されていたというが、おそらく、KENJI03だったと思われる」(週刊誌記者)というから、破局・復縁が繰り返し報道されていたSMAP中居正広とはすっかり縁が切れていたようだ。

「2007年8月に一部スポーツ紙が中居と倖田の交際をすっぱ抜き、その後、写真誌で2ショットなどが報じられたが、結局、まったく結婚する気がない中居に倖田のほうが愛想を尽かしたようだ。それでなくても、中居は以前、交際が報じられたフリーターの女性と倖田の二股をかけていて、自宅とは別にそれぞれとの密会用にマンションを借りていたようだ」(女性誌記者)

 今年に入ってからは音楽番組を中心に中居と倖田の共演が相次いでいたが、「本格的に破局していたので、共演すること自体はまったく問題がなかった」(同)というが、このタイミングでの結婚発表は中居への当てつけにほかならないという。

「すでに紅白の出場歌手が発表され、中居も倖田も出演するし、会場では何かとニアミスするだろう。倖田はおそらく、紅白の直前に婚姻届を提出し、話題をかっさらうつもりだろう。中居にとっては居心地の悪い紅白となりそうだが、倖田にしたら、結婚に前向きでなかった中居への当てつけだろう」(レコード会社関係者)

 かつては「羊水が腐る」発言で謝罪に追い込まれ、支持層である女性人気がガタ落ちとなった倖田だが、格下男との結婚で人気回復を図ることができるだろうか。

「やっぱりバーニングの影!?」日本有線大賞受賞のふくい舞に超強力バックアップあった

毎年恒例の『第44回日本有線大賞』が10日、発表された。シングルでミリオンヒットを連発しているAKB48、これまで同賞を6回受賞している氷川きよし、若者に人気で今年のレコ大大賞候補とも言われた西野カナらを振り切り、シンガーソングライターのふくい舞のバラード曲「いくたびの櫻」(J-more)が大賞を受賞した。

「同大賞は有線放送シェア第2位で、全国有線音楽放送協会全音協)加盟の有線放送会社の中では最大手・キャンシステムへ寄せられた、前年12月第3週からその年の12月第2週までのリクエスト回数を基準に表彰される。ふくいの曲は、今年2月の発売以来28週連続10位以内を維持するロングヒットを記録するなどし、大賞を受賞した」(音楽関係者)

 TBS系で放送された授賞式で、ふくいは「このような名誉ある賞をいただき光栄に思います」と驚きながら話し、11日の朝に更新したブログでも「正直、大賞が穫れるなんて思っていなかったので、本当にビックリしてしまいました(原文ママ)」とコメントしているが、関係者の間でも彼女の受賞は、かなり意外な結果だったという。

「2001年からの受賞者の顔ぶれをみると、氷川が6回でダントツ。浜崎あゆみが2回、倖田來未EXILEがそれぞれ1回ずつとなっている。1995年まではほぼ演歌の独壇場だったが、96年からは氷川以外は流行のJ-POPばかり。というのも、近年は『レコード大賞の前哨戦』ともいわれ、01、02年の浜崎、08年のEXILEは有線大賞とレコ大をW受賞。05年のレコ大は最後までなかなか"調整"がつかなかったが、レコ大を倖田、有線を氷川ということでまとまり、翌年はレコ大を氷川、有線を倖田が分け合った。氷川の場合はもともと有線のリクエストが多いので、03年から6回の受賞は納得」(音楽関係者)

 今年のレコ大は昨年までV3を達成したEXILEが辞退したため、「AKB48の大賞がほぼ決まっている」(同)といわれているが、有線はAKB48ではなく、ふくいが受賞。ネット上では「いったい誰?」といった書き込みが多数寄せられ、ふくいのブログのコメント欄にも「顔も名前も歌も知りませんでした笑」「ポッと出が!」「っつうか、誰?」など嫌がらせとも言えるコメントが殺到し、炎上状態となった。だが、ふくいのバックには知る人ぞ知る"大物"がついていたという。

「08年にエイベックスからデビュー曲『アイのうた』を発売すると、配信で人気となり、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。今年1月にアーティスト名を福井舞から「ふくい舞」へと改名したが、彼女は"芸能界のドン"ことバーニングプロダクション周防郁雄社長の秘蔵っ子。取材の仕切りもバーニングが窓口で、猛プッシュされたが、なかなか爆発的なヒット曲を出すには至らなかったので、いくら周防氏の力をもってしても、『紅白』にねじ込むことはできなかった。レコ大は"ガチンコ"ではないので、苦もなく新人賞に押し込めたが、リクエスト結果をもとに大賞が決まる有線大賞にまで周防氏の力が及んでいるということなのか......」(レコード会社関係者)

 ちなみに、オリコンのデータによると、ふくいの「いくたびの櫻」の売り上げは約1万3,000枚程度。有線へのリクエスト数だけが飛び抜けていたということか、それとも......。

「自国の市場が貧弱すぎて......」"韓国の音楽賞、日本にて開催!"に日韓両国から猛批判

来年1月11・12日の両日、韓国の歌謡授賞式『第26回ゴールデンディスク授賞式イン大阪』が日本の京セラドーム大阪で開催される。今回が初の海外開催となるが、同授賞式は日本でいうところのレコード大賞のようなもの。昨年は大賞に少女時代、各部門賞にBoASHINee、Super Juniorなど、日本でもお馴染みのK-POPアーティストが選ばれている。第26回となる今回も少女時代やKARAなど20組以上の韓国アーティストが出演し、さながら「K-POPオールスターズ」の趣すらある。日本でのK-POPブームの余勢を駆っての開催といえそうだが、これには日韓のネットユーザーからの批判も相次いでいる。

「なぜ自国の歌謡界の1年の締めくくりともいえる祭典を外国、それも反韓流デモが起きている日本で開催するのかと、韓国の音楽ファンの間で反対署名運動が起きているほど。カンヌ映画祭グラミー賞授賞式を日本で開催したら変だし、授賞式を観るためにはわざわざ大阪まで行かなければならないのかなどと、大批判のオンパレードです」(韓国のエンタメ事情に詳しい音楽ライター)

 一方、日本のネット掲示板などでも「日本は韓国の植民地か!」「K-POP最大の音楽祭を日本でやるなら、J-POP最大の音楽祭を韓国でやれ!」などといった批判が巻き起こっており、それこそまたまた反韓流デモが起きてしまいそうな勢いなのだ。今回の日本開催について、韓国の有力紙「中央日報」では、「K-POPアーティストが最も人気を集めている日本はアジア最大の音楽市場だから」と分析している。

「要は、韓国の音楽市場が貧弱すぎて次々にK-POPアーティストがデビューしても、自国のマーケットでは賄えないということなんです。日本のマーケットは韓国の30倍以上ありますから、歌謡授賞式でもひと儲けしようといったところでしょう。その証拠に、これまで授賞式の入場料はタダだったのに、日本開催になったとたん1日券が1万1,800円、2日通し券が2万2,000円と高額の入場料を設定していますからね。しかし、日本のファンはそれでも払ってしまう。まさにボッタくられているという状況です」(前出・音楽ライター)

 K-POPブームという「市場原理」といってしまえばそれまでだが、韓国ではかつてのようにJ-POPが自国内で流されることに法的制限はなくなったものの、それでも国民感情に配慮して放送局による審議がなされているため、J-POPの人気は広がりを持つことができず、マニア的なものにとどまっているという。K-POPが日本市場に色目を使うのなら、まずはこの文化的不均衡を是正すべきではないだろうか。

本人も「別に脱いでもいいのに」!? "脱・清純"長澤まさみの評価が急上昇中!

ここのところ、ドラマや映画関係者の間で長澤まさみの評価がうなぎ上りだという。

「それは、もちろん映画『モテキ』の影響でしょうね。文字通りの体を張った演技で、"陰のMVP"といってもいいんじゃないですか。興行収入20億超えの大きな要因は、長澤の頑張りだと思いますよ」(映画関係者)

 さらに、今年の夏には初舞台を経験。その舞台でも卑猥な言葉を発するなど、間違いなく"脱・清純派"路線をたどっている。

「当の本人も初舞台が楽しかったのか、『また舞台をやりたい』と乗り気で、『映画や連ドラもやりたい』と、かつてないほど女優業に意欲を燃やしていますよ」(テレビ局関係者)

 その連ドラでの主役となると、来年2月からWOWOWで放送される東野圭吾原作の『分身』(全5話)が決定しているものの、地上波に至っては2009年にオダギリジョーとW主演して惨敗した『ぼくの妹』(TBS系)を最後に声がかかっていない。

「彼女がこれまでに単独主演して数字が取れたのは、『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)くらい。これも、上野樹里錦戸亮などの活躍があってのもの。正直、数字が取れない女優というレッテルは今でも払拭できていないと思います。映画も、ここ最近主演した『群青 愛が沈んだ海の色』や『曲がれ! スプーン』は大コケ。彼女の代表作は、いまだに"セカチュー世界の中心で、愛をさけぶ)"なんです」(芸能プロ関係者)

 事務所もそれを分かっているようで、「とにかく、彼女のマネジメントはCM第一主義だそうです。彼女が所属する東宝芸能は、彼女以外にCMが取れる女優が沢口靖子くらいしかいない。今年、5年ぶりに『東宝シンデレラオーディション』を開催しましたが、前回のグランプリの黒瀬真奈美はすでに芸能活動を休止していますからね。彼女以降、若手が育ってないので、変な役をやってクライアントが離れることを極端に怖がっているようです。本人は、『別に脱いでもいいのに』と、何でもやる気になってるんですが......」と広告代理店関係者は明かす。

 映画会社・東宝が出資する事務所で"CMイメージのために役柄を制限"というのも、何とも本末転倒な話。ファンとしては、一日も早く"清純"を完全に脱ぎ捨てた長澤まさみが見たいところだが......。