"紳助騒動"を知りすぎたと囁かれる女芸人

島田紳助の突然の引退からすでに1カ月が経過したが、いまだその本当の理由についてはさまざまなメディアで取りざたされている。加えて、島田と"女"についてもこれまで散々報じられているのはご存知の通りだろう。島田に暴力団関係者を紹介した元ボクシング世界チャンピオン・渡辺二郎とのメールも週刊誌で取り上げられたが、ここで「一番は森(泉)ですわ!(略)小沢真珠はランクだいぶ下です」などと送っていることが分かっており、過去に共演した事のある女性芸能人をランク付けしている様が見てとれる。

 自身の関わる番組には、"お気に入り"しか使わないことは有名な話であり、お気に入りの女性ができるたびに番組に呼んでいたことも分かっている。過去、紳介にロックオンされた女性芸能人として、矢口真里安田美沙子上原美優、ヨンアなど、実名入りで「女性自身」(光文社)が報じたこともある。

 それだけでなく、気に入った女性芸能人とハメ撮りをしていたウワサまでも流れており、引退後に噴出した紳助の"下半身ネタ"には枚挙にいとまがない。この騒動が一段落する気配が見えないほどである。これもひとえに紳助の引退理由が未だナゾに包まれているからに他ならないからであるが、そんな中、この騒動についての「真相をすべてを知っている人」として、ある女芸人の名が挙がっているという。

 東スポによればその女芸人は紳助が引退前に所属していた吉本興業所属の、いわば後輩にあたる渡辺直美。"芸人でただひとり、真相を知っている"人物であると業界内で囁かれているというのだ。

 それは、紳助引退から2日後である先月25日にAKIBAシアターで行われた、映画『ラビット・ホラー3D』のイベントがきっかけだった。ここに出席した渡辺は、ちょうど「平成ノブシコブシ」の吉村崇との熱愛が報じられたばかりであり、イベントの席上でもこの熱愛報道について各社から質問が浴びせられた。渡辺は「そうですねぇ......。好きなのは好きですけど、男女の関係とはちょっと違うかもですね。ま、ちょっと1回ヤルくらいだったら全然いいかもしんないですけど」などと、男女の関係は否定しながらも饒舌に語っていた。

 ところが、その後紳助の話題が出た途端、血相を変えた関係者が質問を遮って取材を打ち切ろうとしたというのである。吉本興業は紳助の件に関してコメント禁止令などは出しておらず、所属芸人らは言葉を選びながらもコメントをしているのが現状だったというから、この対応の違いに芸能関係者らから"渡辺は真相を知っている"と囁かれ始めているようだ。

「『すべてを知っているから関係者に過剰反応されたんじゃないか』とウワサになっていますね。渡辺は"和製ビヨンセ"でブレイクし始めた2008年頃、写真週刊誌に風俗嬢だった過去を暴かれたことがあります。それだけでなく、その店に提出したプロフィールも掲載されており、その記事によればピンクサロンでの経験が1カ月半、おっぱいパブの経験が2カ月という、職務経歴まで記されてました。この時期に、同僚である風俗嬢との人脈もできたことでしょうし、かねてより報じられている紳助の"女好き"を考えると、その人脈狙いで、紳助が渡辺にコンタクトを持とうとしたことも、ひょっとしたらあるかもしれませんね」(芸能ライター)

 紳助、暴力団、風俗。今後、渡辺直美島田紳助との関係が明らかになる日はくるのだろうか。テレビ業界において、すでに紳助の名前が出ることすらタブーになりつつ局もあることを考えれば、渡辺にとって、関係者として取りざたされること自体が迷惑なことなのかもしれないが......。